~AUTODESKさんに直接問い合わせてみた~
※本記事は2022/02/23時点の情報です。
今後規約変更等がある場合がありますのでご注意ください。
Fusion360とは、AUTODESKが提供している優秀な3DCADソフトで年間¥61,600のサブスクリプションサービスとなっています。
しかしなんと、このソフトは趣味などの個人利用では無料で使えるというありがたいサービスなんです。
ただし、ブログやYouTubeなどで取り上げる場合は個人利用の範囲になるのか気になる方もいると思います。そんな方は是非読んでいってください。
結果だけ見たい方は目次から飛んでね!
Fusion360を無料で利用できるのはどんな人?
AUTODESKさんのホームページ内では以下の3つの場合、無料での利用を認めています。
- 30日間の無料体験版
- 30日間は誰でも全ての機能が無料で使用可能
- 教育機関用を利用する
- 対象は学生、教員
- 教室で使用する機関で教育目的でのみ使用可能
- 個人用を利用する
- 個人で行う趣味の活動や非商用目的の設計および製造に利用できる。
- 一部の機能が制限される
個人的な趣味で使う分には一部機能の制約はあるものの、無料で使わせてくれるなんてすごいですよね。
でも、ブログやYouTubeで取り扱う場合は有償版のサブスクを使わないといけなくなるのかな?と気になりました。
もしこのCADソフトを使って製品を作り売り出す場合はもちろん商用利用だと思うけど、YouTubeやブログで紹介したり操作方法の備忘録を乗せるという場合はどうなんでしょうか。
YouTuberは有償版を使っている?
以前、YouTubeで福井のカズさんも3Dプリンターを使う動画でチラッと
「商用利用になるのかなーっと思って、一応商用で登録しときました」とおっしゃってました。
カズさんの場合、個人利用でもいけるかグレーゾーンだけど、分からないから一応有料版にしとこうと思われたんだと思います。
しかし、一般人の私にとって¥61,600/年は気軽に出せる値段ではないので玉砕覚悟でAUTODESKさんに直接聞いてみることにしました。
AUTODESKさんに問い合わせてみた結果
ブログやYouTubeでソフトの紹介をしたり、操作方法を紹介したい場合、有償版に切り替える必要があるでしょうか。ちなみに現在は収益0です。
ブログやYoutubeの場合ですと、
そのコンテンツ配信の結果として収益が発生した場合、
有償版へ移行いただけますと幸いです。
収益が米ドル1000以下の場合は移行いただく必要はございません。
ご説明いただいたご状況ですと、当面は無償版で問題無いと存じます。
$1,000ということは現在のレートで約¥142,000/年の収益が出た場合のみ有償に切り替えが必要ということです。
私のようにまだ収益のない状態ですと堂々と無料版を使わせていただけるという結果にホッとしました。
いつか収益がそんなにたくさん出るといいなと夢を見ながら、オートデスクさんの寛大な対応に感謝し、ひとまず無償版を使わせていただきたいと思っています。
上記無料条件に合わない方、すべての機能を使いたい方はこちらから↓
おまけ
ちなみに、ホームページの中を探してもなかなか見つけられなかったので問い合わせたのですが、後でもう一度探したらよくある質問の中にちらっと書いてありました。
質問:趣味や個人利用の場合、Fusion360を無償で利用できる期間を教えてください。
回答:個人用Fusion360は、非商用の許可された用途に限り、1年間無償でご利用いただけます。Fusion360の使用による年間収益が、1,000米ドル未満で、非商用目的で個人的にデザイン/設計/製造/ファブリケーション プロジェクトを行う場合に限り、個人用Fusion360をご利用いただけます。
引用: https://www.autodesk.co.jp/products/fusion-360/personal
この質問に対しての回答にちらっと書いてあるだけですし、左の+をぽちっとしないと開けないのでなかなか見つけることができませんでした。
これはなかなか見つけられない人多いのでは??^^;
以上、参考になればうれしいです。
無料で試せるので、3DCADに少しでも興味のある方はFusion360を使用してみてはいかがでしょうか。
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